冷えるなー、今日。



こういう仕事をしていると色々な情報がメディアに流れる前に知れたり(大概はどうでも良い)するのだけれど、記事の内容を知らずに取りかかってそのまま渡すと後日記事になってなるほど納得したりする。いわゆるスキャンダルネタだと写真だけで明らかに内容が分かって皆で騒ぐのだけれど、それが入稿に間に合っていたにも関わらず記事になって配本されている物を見ると掲載されていなかったりする事があって本当に驚く。それは色々事情があって掲載されない訳だけれど、その事情に何か大きな物を感じて業界ってすげーなと感心する。こんな事をここで言っていいのだろうか。自分に見えている物なんてほんの一部分だ。自分が作業した物が数日後には中吊り広告やコンビニなんかに並んでいると未だにおぉ、と思う。それを全く知らない他人が中吊りを眺めているのを見た時、後ろからこの写真僕が焼いたんです。なんて事を言い出したくなる。雑誌を開いて中を読んでいようものなら本当に嬉しい。昔から雑誌が超が着く程好きなので内容はともあれ自分が雑誌出版に関わってる事が嬉しい。この雑誌不況の中我が社の雑誌もいくつか休・廃刊に追い込まれている。うちの小学5・6年生が休刊。創立以来常に看板だった、関東大震災、戦争時もめげずに刊行していた雑誌の休刊。そりゃ新聞の一面にもなる。みんなも小学シリーズには世話になったと思うけど、思い返してみれば自分も4年だか5年だかで購読を止めたように思う。もっと前だったような気もする。小学生が少ない小遣いで率先して書籍・雑誌に費やすはずが無い。唯一無二の楽しめる学習雑誌である小学シリーズを子供に提供するのは親である訳だが、その親が月何千円という塾受講料はケチらず、月数百円の雑誌代をケチるのだからよく分からない。塾の内容に太刀打ち出来るとは到底思ってもいないだろうが、それでも自分は毎月楽しみにしながら読んでいた記憶があるから今の子供達もそうであって欲しい。だが如何せん今の小5・6にはかつてのドラえもんのような求心力のあるキャラクターが居ないのだからこの結果は仕様がないのかと思う。ドラえもんポケモンが以前程の力を発揮出来ていないのも問題らしい。そもそも内の会社は書籍作りにセンスが無い。だれもデヴィ夫人の歴史なんか知りたくもないし、花田美恵子の離婚後の悠々自適なハワイ生活なんか覗いてみた所でどうしたいのだろう。欲しいと思うか?頼れるのは漫画だけだ。お願いします、浦沢直樹






まさかのダルだったけど、勝ったねー。ダルすげーな。明らかに調子悪そうなのに打てない。がんばれ日ハム!