THIS IS IT を見てきた。新宿バルト9。もう少し早く見れる予定が(公開初日に行くつもりだった)席が空いてなかったり残業だったりでようやく見に行く事が出来た。チケットは前日あらかじめ確保していたのだけれど、正解だった。ほぼ満席状態で老若男女問わず様々な人が見にきていて、こんなばぁちゃんもと驚いた。改めてマイケルのスター性を感じたのだけれど、映画が始まった途端に心を掴まれてそんな物じゃなく。最初のテキストから目頭が熱くなって、厳しいオーディションを勝ち残ったダンサー達のマイケルに対する愛がこもったメッセージ。中には感極まって巧く言葉が出ない人もいたりして、最初から一緒になって泣いてしまった。そこからはもうマイケルも自分の涙腺も今夜はドントストップな感じで行くのだけれども、まさかイギリス公演でジャクソン5の曲を演るつもりだったとは、驚いた。そのシーンでのマイケルのコメントに号泣。バンドもスタッフもダンサーも凄い。褐色のP・L・スミスを弾く金髪女性も凄い。


なんか色々書こうと思ってたけど、興奮がまだ覚めてなくよく分からなくなってきたので止めよう。ネタバレになるし。ただ一つ言っておきたい事は、彼と実際同じ空間に立った事は無いけれど、彼と少しでも同世代に生きた事を本当に嬉しく思う。本当に才能に溢れ、努力をする、優しくてシャイな人。それを少なくともあの劇場内で対峙し感じる事ができた。この世界には彼はもういないけれど、いつまでも頭の中で踊っているし心に歌ってくれている。ん〜クサいね。それほど好きなの。是非見てください。その為の公開延長です。多分もう一回見に行くと思う。