今日仕事帰りに靖國神社で催されているみたままつりに行ってきた。このみたままつりは毎年この時期に4日間開催されているお祭り。お神輿あり、盆踊りありとずっと行ってみたかったのだが今回初めて行けた。このお祭り、元々は神社側がやり始めた事ではなく、長野県の遺族会が全く自発的に上京して盆踊りを奉納した事に由来する、純粋な気持ちで英霊達を鎮魂する祭りです。いざ行ってみると老若男女凄い人手で、歩くのがままならないぐらいの人。やはり祭ですね、中高生の男女グループが腐るほどいたのだけど、もちろんお年寄りの方もいて本当に凄い人だった。自分はちゃんと鳥居毎に一礼し、参拝。もちろん二拝二拍手一拝。靖國に祀ってある「全ての英霊」に敬意をはらって来た。その後一人でお神輿を見たり屋台で一杯引っ掛けたりしたのだけど、周りの楽しんでいる人達を見ていて、この笑顔や平和は先人達のおかげで成り立っているのだと思い感極まる。きっと精霊達も楽しんでいるのだろうと思い乾杯してきた。嬉しかったのは多くの同世代や若い中高生が縁日だけを楽しむのではなくキチンと参拝をしてくれていた事。おそらく本意を理解してはいないかも知れないが、この先大学生や社会人になり、靖國がどう言う所かを知った時にこの日を思い出してもう一度参拝して欲しい。僕は自分が知る限り靖國に身内が祀られているわけではないが、きっと君達のおじいさんやおじさん、曾おじいちゃんがあそこにいる。今自分の生活は一人ではなく、先祖やそういった先人達の存在があって成り立っているのだと感謝し思いをめぐらせて欲しいと思った。自分もそう言う思いで終戦記念日だけではなく、会社帰りとかふとした時に参拝しているが、たとえ身内にいなくとも、自分の大切な仲間の存在は彼らの先祖がいるから今こうして交流できている事を忘れてはいけないと思っている。靖國とはそう言う場所だ。今年も夏がやってくる。また8月15日には行こうと思う。


最後に、奉納されていた著名人の揮毫献灯で感動してしまった物を僭越ながらご紹介

作家 北康利氏

靖国の英霊に 恥するところ なかりしか

先人への感謝の思いと 謙虚さ

それが次世代へと 語り継がれていく限り

英霊はこの國の 防人でありつづける