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先日佐内正史氏が物書きの人たちと一緒にやった本を読んだ 図書館にあったんで

一つが 吉田修一 という人の うりずん
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%86%E3%82%8A%E3%81%9A%E3%82%93-%E5%90%89%E7%94%B0-%E4%BF%AE%E4%B8%80/dp/4334925308

もう一つが 角田光代 という人の だれかのことを強く思ってみたかった
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A0%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E5%BC%B7%E3%81%8F%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%A7%92%E7%94%B0-%E5%85%89%E4%BB%A3/dp/4087478815

中々良かった

特にだれかのことを強く思ってみたかったの方が

暗室で自現機から紙が出てくるのを待つ間に大体一話読めるくらいの短編集

読んでて思ったのが

写真と言葉がセットであんな風に表現できるのは日本語特有なのかなと

というか外国のそういうものを知らんだけかもしれんけど

日本語が写真的なのか



本に書いてなかったから分からないのだけど

写真を見て書いているのか

文を見てチョイスしているのか

文を見て撮っているのか

自分としては後者は嫌だけれども

その点 角田さんのはどうやら二人で散々歩き回ってるらしく

その辺がなにか こう 良かった



こないだも後輩と話してたんだけど

佐内氏の何が良いって説明しろっていわれてもよく分からん

でもなんか良い

そんなもんじゃないのかなぁ